平成8年の話です。
アメリカから帰国したのが2月。
それから準備をして
春に開業しました。
宣伝も何もしていないので
クライエントさんが来るはずもなく
専門学校で非常勤講師をしていました。
ある日、エッチな雑誌を作っている
会社の女性カメラマンと
話しているうち、
不思議な話を聴きました。
ご存知のとおり
風俗というのは
エッチなことをする場所です。
それなのに、ヘルス嬢さんには
手を出さず、
ただ腕枕の中でぐちを吐き出して
帰るだけの男性が増えていると!
カウンセリングルームに
来ないと思ったら
男性はそういうところでしか
話す場所がないの?と驚きました。
でもよく考えてみると、、、
当時カウンセラーですと名刺を出すと
「ねぇ、今ぼくの考えていることわかる?」
と必ず霊能者と勘違いされたし、
札幌の電話帳にも
各種療法のページ2枚!
カイロプラクティックや占いと
全部まとめて
載せられていた時代です。
お金を出して悩みを話しに行くという
習慣そのものがなくて、
ススキノのスナックのママが
その役割を果たしていたのかもしれません。
そこで、人妻専門ヘルスほか、
3件の風俗を回り、
インタビューをしていったのです!
次回につづく\(^o^)/