男女共同参画の関係者のかたは
スルーしてください。
だって・・
そこのお仕事をけっこうしてきたのですもの。

でも私・・こう見えて実は、
男性の三歩うしろを
ついていくのが理想なのです。
というのも、母が九州で
『男尊女卑NO2の国』熊本出身、
さらに旧家の元“お嬢さま”!?(85歳だけど・・)
であるのが要因です。

「お父さんが一番最初にお風呂!」
「お父さんのごはんは最初にお茶碗についで!」
「お父さんみたいに尊敬できる男性と一緒になりなさい」

一方で父の転勤で北海道へ来た母には
初めての自然の厳しさ。
そして婦人公論の影響を受け
(有吉佐和子や瀬戸内晴美が
中心になって書いていた頃の話です)
女性の自立を目指すことになります。
北海道で初めて日本ヴォーグ社の講師資格を取りました。
目覚めちゃったんですね~

なので、私の中に
母の口癖「女性も自立を!」によって
積極的に何かを切り拓いていく強さと、
「水野(旧姓)家の娘」のモットーにより
人間関係においては古風、
生きる品性を大切にしたい自分が混在します。
恋愛においてもそれが出るらしく
若い頃から付き合う男性には
外内面のギャップがある、とよく言われました。

だから今こうして、
例えば講演をする、テレビに出る、
という人目に触れる機会も
(もちろんこれだけ回数を踏めば
慣れて緊張すらしませんが・・・)
テーマにより「素」で出てしまうと
・・・かなり緊張します。
一番苦手なのが、異業種交流会やプライベートな飲み会での自己紹介。
「神田裕子」という商品の宣伝や出演は平気でできますが、
それ意外はシャイでよそ様の陰に隠れていたいほうです。

ただこの二面性もね、
どちらが本当の私?って考えてしまうと
自分探しの迷路に入り込みます。
両方、自分!
その葛藤さえも楽しんで受け入れて
場に応じて使い分けしていけば・・・
それほど周りの迷惑にも
ならないだろうくらいに思っています。

だから皆さんも、
もう「本当の私」を見つけようとするのは
やめましょう^^どれも自分!
あとはそんな自分を出せる相手や居場所を作ることです。