また3か月ぶりの更新・・と言っているうちに
もう今年も終わってしまいそう・・師走に入りました。
アメブロはほぼ毎日投稿を更新しています^^
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今年は東京、大阪、札幌での講座開催
講演も東京のほか、名古屋企業や大阪府庁など
ご依頼いただける地域が広がった1年でした♪
そして”女子大生”も4年生卒業を迎えます。
卒論のテーマは・・・
『ストレスコーピング(対処行動)への死生観・喪失感の影響』
という内容でもう少しで完成です。
そして今後は立教大学大学院の
社会デザイン研究科に進学する予定です。
夏にはポジティブ心理学、
冬にはコンパッション・フォーカスト・アプローチという
新たな療法を欧米創始者のかたがたから学びました。
来年から心理学に加えて仏教を中心とした宗教学の勉強とともに
在家出身の尼僧がどう経済的に自立していくのかという
ビジネスモデルの構築に取りかかります^^
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そんな研究を行なううえでの社会調査について
今日はまとめてみますね^^
社会調査とは
「理論」と「調査」
から成り立っています。
理論とは科学の論理的な側面、調査とは科学の観察の側面です。
理論と調査は無限に循環をしています。どこから始まるか、は別として
理論(先行研究)がまずあり、それを知って自分なりの仮説を立てます。
そしてその現象を観察したりアンケート調査をして確認していきます。
現象は繰り返されるため、先行研究や観察によって似た現象があるはずです。
そこからまた理論を生み出すのです。
そして次に起こる問題をもとに
新たな仮説を立てていきます。
一番重要なのは「調査デザイン」です。
まず、何を明らかにしたいかという問題・目的意識。
なぜそれを研究したいのかが動機付けとなります。
そして次に実行可能性。
はたしてその研究は能力・関心・資料など
限られた期間でできるものかを検討すること。
どんなに良い研究であっても
実現が難しいようでしたら
別の形で研究することになります。
さらに調査方法もサーベイ法や実験法、観察法(質問紙)、会話分析とありますので
どれが適当かを考えていきます。
データ処理も大変です^^SPSSソフトにかけてさまざまな計算方法で処理していきます。
とにかく科学的な問いを計画することです。
まとめると次の通りです。
●何を発見したいのか正確に研究目的と研究課題を特定化しましょう。
●そして発見するために調査法の選択など最良の方法を決定しましょう。
●最後に観察をして観察したことを解釈する分析に時間をかけましょう。
そうしていよいよ予備調査や実態調査へと進んでいきます。
資料として参考にしていただけるといいのは
社会的連帯について述べた社会学者エミール・デュルケムの「自殺論」です。
19世紀に急に自殺が増えたことについて国の違いに目をつけました。
デンマークとイタリアを比較して、その背景に宗教があることを発見します。
これは例えば・・天気(日照時間)による原因を研究する学者もいるでしょう。
例えば性格や気質との関連を調べた人もいたでしょう。
さまざまな視点から背景や因果関係が調べられていますが、デュルケムは「宗教」に注目したわけです。
いかがでしたか?
今回は少し難しかったですよね^^
でもこうした社会調査を繰り返しながら理論というのは追究されているのです^^
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<読みもの>=======
★東洋経済オンラインニュース記事
http://toyokeizai.net/articles/-/124164?display=b
★米山氏書評はこちらへ
http://sharedoku.com/archives/11526
★る~り~の大部屋「著者の本棚」 ♪
https://m.youtube.com/watch?v=W0aYhNScxDw