皆さん、こんにちは^^
不幸ぐせ解消家の神田裕子です。
人生でなぜか繰り返してしまう
嫌な行動をやめるお手伝いをしています。
大丈夫。きっとうまくいく!
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「いのち」を考える授業で
ご紹介を受けたので、
長編小説は苦手ですが(汗)、
「悼む人」(天童荒太)を読みました。
舞台では向井理が、
映画においては高良健吾が
主役の坂築静人を演じています。
事件や事故を知ると、
その場所へ出向き、
亡くなった人を悼む・・
彼は旅をしながら、それを
繰り返しノートに書き連ねていきます。
昔、マリーローランサンの絵で
一番悲しいのは、
「忘れられた女」
であると聞いたことがあります。
それを思い出したのは、
人は、自分の愛したものを
忘れずにいてほしいという願いを
持っているのではないかと思うからです。
だから坂築静人は時間をかけて、
生前、死者が何を大事にしていたのか、
という声を聴こうとします。
静人は次の3つの質問をしていきます。
「誰を愛したか」
「誰に愛されたか」
「どんなことで感謝されたか」
でも、誰も答えられる人がいないのです。
事件・事故がどういうものであったのか、
何が起こったのかは話すことはできても、
この3つは何一つ知らない・・・
それはその亡くなった人の
生きざまや価値観に
まったくと言っていいほど
関心がないことになります。
薪野抗太郎(名前がすごいな・・)は、
ある事件現場で静人と出会います。
スクープを狙うジャーナリストである彼は、
残忍な事件を追い続けてきたため、
静人の行為にも疑いの目を向けます。
偽善だと感じるわけです。
でもしだいに、静人に惹かれていく・・
薪野自身が持つ、父親への
憎しみにも変化が表れます。
そして生き方を見直すきっかけになる。
人間はやはり「関係性」の中で
生きていることを改めて
感じさせてくれます。
最後に、
死刑囚のカウンセリングを
将来したいと望む私にとって、
静人の前では、人の死は差別されない、
それが救いだと感じました。
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