皆さん、こんにちは＾＾
不幸ぐせ解消家の神田裕子です。

人生でなぜか繰り返してしまう
嫌な行動をやめるお手伝いをしています。
大丈夫。きっとうまくいく！
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キャリコネという転職・就職情報サイトに
興味深い記事を見つけました。

次の９つは、
ブラック企業に「洗脳」されやすい人の
特徴なのだそうです。

でもこれって、
洗脳やマインドコントロールされやすい人と
共通するところがあるように思います。

●仕事や毎日の生活で強いストレスを感じている。
●他者を疑うことを知らない。
●自分で考えるより、誰かに判断してもらうほうが好みである。
●まじめで責任感が強い。
●人から何か頼まれると断れない性格である。
●世間知らずである。または、人からそのように指摘される。
●人生やキャリアにおける将来の目標がない。
●自分の能力や価値観に対して自信が持てない。
●ひとり暮らしである。または身近に相談できる人がいない。

正確には洗脳とマインドコントロールは別ものです。
洗脳とは、外部からの強制力により
思想・主義を変えることを
余儀なくされることを言います。
マインドコントロールとは、洗脳の一種で、
他人の思想や情報をコントロールし、
その人が意思決定する際に、
ある特定の結論へと誘導する
技術だと言われています。

洗脳という用語は、
エドワード・ハンターという
イギリス人ジャーナリストによって考案されたもので、
朝鮮戦争中に捕虜にしたアメリカ兵を
中国当局が再教育する方法として使ったと
著書の中で紹介したことがはじまりです。

また、マインドコントロールという言葉も
1970年代のアメリカにおいて
信者を服従させるために心理的手法を用いてきた
カルト教団と結びつけて考えられました。

心理学者マーガレット・シンガーは、
洗脳を使用すると知られているカルト教団の信者は
アメリカだけでも250万人はいると述べています。

日本においては、1995年のオウム真理教による
数々の犯罪について、マスコミが報道する際、
マインドコントロールという言葉を使い、
さらにセンセーショナルに扱う折には
洗脳という言葉を多用したこともあり
二つの言葉が一般化したと言われています。

さて、本題に戻りますが、
どういう人が洗脳されやすいかについては
いろんな特徴が述べられています。
トップに書いたものもそのひとつでしょう。

でも根本的に私は、誰しもが洗脳される
恐れがあると思っています。

それは無縁社会という言葉が、
2010年のＮＨＫ番組により言われた通り、
子どもの数が減り、隣は何をする人ぞという
孤立しやすい社会になったことが挙げられます。

そこで人間の社会的孤立が
カルトに走らせると考えるならば、
もともと心の内に抱えている孤独についても
考えないと、と思うのです。

皆さんは孤独感を持ったことがありますか？
人は一人で生まれて、一人で死んでいく生き物です。

物理的に肉体は自分だけのものですから、
その喜びも苦しみも自分以外には
わかりようがありません。

いくら愛する人ができたとしても
その人の痛みを代わりに
受けてあげることなどできないし、
まして一体になることもできやしないのです。

それが、人間の生まれながらにして持つ
実存的スピリチュアルペインであり、
だからこそどの人も
そんな寂寥感を埋めるかように
誰かを求めているのではないか・・

そしてそこにつけこんでいくのが
カルト集団や洗脳の罠だと考えています。

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