皆さん＾＾こんにちは。
今年初のオフィシャルブログです。
明けましておめでとうございます。
さて、2018年になりました。
2月から営業・販売や顧客心理学を
取れ入れた講座を開催していきますので、
こちらでもしばらくそれに関連するテーマで書いていきましょう。
今日は同調効果と活性化効果についてです。
これからの営業や店舗経営は、お客さまの第6感に訴えるものに
なるだろうと言われています。
つまり「なんとなく」この商品を買いたいと思わせるような
戦略が進んでいるというわけです。
そのひとつが「同調効果」です。
アメリカの心理学者ミルグラムの実験によると・・・
この実験は権威者にどこまで従うのか？
ということを調べたものですが、
答えは・・被験者の6割を超える人たちが
指示に従ったというものでした。
実験は、教師役と生徒役（サクラ）に分けられ、
課題に間違える解答をすると、生徒役の人に
電流が流れるようになっています。
電流量がだんだん強くなり、生徒役が苦しんでも継続するか否か、
権威者の言うことにどこまで従うのかが試されたのです。
さらにミルグラムは、別の実験でサクラを使って
ビルの上を見上げる人を用意しました。
何も知らない被験者は、そのサクラにつられて
同様にビルの上方を見るのです。
あるアイスクリーム会社では、新店舗をオープンさせる際、
アルバイトを使ってたくさんの人でにぎわう購入者の列を作りました。
人間が自分も同じように買ってみたい・・・、
たぶん美味しいだろう・・・と思い込む心理を突いたのでした。
活性化効果は私も経験があります＾＾
お客さまが少ない講演よりも、のりが良いたくさんのお客さまの前で
お話しするほうが、こちらもエネルギーが高まるのを感じます。
つまりどちらの効果も、「人が人を呼ぶ」ということなのです。
お正月の福袋・・たくさんの人が競って買う姿を目にしますが、
本当に必要なものでしょうか？♪
消費者が情報を選んでいく時代はこの先も続きます。
冷静でかしこい消費者を目指したいものです。
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