皆さん、こんにちは。
不幸ぐせ解消家の神田裕子です。
前回の倫理①相手を傷つけないについて
たくさんの感想を頂戴しました。
やはりカウンセリングを受けたいと思っても
どこに行くとよいのかという悩みを
皆さん、お持ちなのだなあ・・と感じました。
さて、連載第2回は専門性についてです。
前出の金沢先生によると第2原則には
「十分な教育・訓練によって身につけた
専門的な行動の範囲内で、
相手の健康と福祉に寄与する」とあります。
大切なのでもう少し詳細をまとめます。
●効果について研究の十分な裏付けのある技法を用いる。
●心理検査の施行方法を遵守する。
例)検査を家に持ち帰って記入させるなどの
マニュアルから逸脱した使用方法をしない。
●能力の範囲内で行動する。
●常に研鑚を怠らない。
●専門的技法や検査結果を悪用・誤用されないようにする。
●自分の専門的知識・技術を誇張したり虚偽の宣伝活動をしない。
●専門的に認められた資格・知識・技術・能力がない場合、他の専門家にリファーする。
※金沢吉展(2006)臨床心理学の倫理をまなぶ 東京出版会 p70
すごいでしょう?
私もいつもここを読むたびに
今のままではいかん!と思うのです。
医師や看護師なら国家試験があるので
資格も難易度も世の中にある程度知られています。
でも・・・カウンセリングは?心理学は?
もちろん昔から代替医療という
科学的には効果が十分に
分析・証明されていないけれど「良いもの」もあるのです。
でも中には変なものも・・・
だとするとどう区別するのか、が難しいところです。
カウンセリングも同じで、
例えばカウンセラー養成スクールが
どこまでの信頼性に基づいてやっているのか、
何を基本に教えているのか、
そこを出ると「どこまでできる・できない」が
はっきりしているのか?を確認しなければいけません。
さらに教えている人のキャリアや実力も・・・
私は臨床心理士資格を持っている訳でもなく、
医師でもありません。
もちろん以前心理学研究所にはいましたし、
産業カウンセラーの資格も持っています。
公的な機関のカウンセラーという実績もあります。
いくつもの学会に加盟し研究を続けています。
でもそれだけでは多様化するクライエントの
悩みに追い付いていかないという
問題意識を常に持っています。
自分が教えてきたカウンセリングスキルには自信があります。
でもそれは本当に正確なのか?
だれがどう証明できるだろう?
そう思い、大学にも入り直したのです。
大学は旬の心理学知識を学べます。
そこに触れて・・あ~自分が今までやってきたこと、
教えてきたことは間違っていなかったのだと
確信を持って言えるようになりました。
そしてこれからも常に学び続けたいので
大学院を来年受験します^^
これで終わりだと思ったら成長はストップします。
カウンセラーにもその手法の種類、キャリア等によって
できることとできないことがあります。
それをちゃんとクライエントに伝えて
了承のもと、開始しているのかどうか、
カウンセリングに話してみたいと
興味をお持ちの場合は、よく調べることです。
専門家と連携しているかどうか、もひとつの目安です。
この第2原則は私をいつも初心に戻してくれます。
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