先日何件かの会社との打ち合わせの際、
いくつかの相談を受けました。
それがすべて
「パーソナリティ障害」
が疑われるケースについてなのです。

最近は人材が不足しているために
新しい社員を採用した、
しかし、

①採用後すぐに社員が出社しなくなった・・・
②トラブルメーカーの社員がいる・・・

という共通性がありました。

こちらの会社が特別というわけではなく、
よく聞こえてくる話なのです。

来なくなる社員の特徴として、
若い人が多いこと、
どちらかといえばおとなしく、
友人は少ないこと、
独身で実家に帰りたがっていること、
が挙げられます。

これは何を意味しているのでしょう。

おそらく「回避性パーソナリティ障害」
が多いのでしょう。
このかたがたは傷つく機会を根こそぎ避けるというものです。

人間関係は確かに面倒に思うことがあります。
でもそこで傷ついたり、悩んだりしながら
成長するものですよね。

しかし回避性パーソナリティ障害のかたは、
傷つくのがこわいのです。

挫折を知らない過去、
自分の世界から出なくていい環境に
いたのかもしれません。

だから自分が傷つきそうな機会になると
会社を無断欠勤したりする・・・

そんなかたがまず最初のケースです。
つづく(トラブルメーカーって?)