私は言葉を媒介として相手の気持ちに
気づきを与える仕事をしているというのに、
実は対人関係において言葉というものを信じていません。
行動がすべてだと思うからです。
例えば、
「ぜったいあなたを裏切りません!」
と誰かが言ったとして、それを誰が保証できますか?
ぜったいなんていうものはこの世にないのです。
そしてそう言った人に限って、実際は反対のことをします。
友人に
「僕が愛しているというときは、その人と結婚するときだ。
だから簡単には言わない。」
とつぶやいた人がいました。
今思うとそのほうがきっと真実。
行動で相手に見せていくほうが
素直でわかりやすいように思います。
でも一方で女性は特に言葉を欲しがります。
私も若い頃はそうでした。
「私のことを好き?」
と尋ねたことがあります。
好きだから付き合っているので本当なら言葉はいらないのです。
でもはかないものだと理解をしてはいても、
言葉で確認したい、
それは相手を信じていたいという気持ちの表れなのでしょうね。
私は9歳の娘に対しても同じ態度をとっています。
「宿題はあとでする」
「もうこんなことはしません」
と言ってきても、
「ママは言葉を信じない。
言うくらいなら黙ってそれをやってみせて?
終わったら報告に来てね。」
と返します。
厳しいママかもしれません。
でもそれでいい。
言行一致という言葉がありますね^^
少なくとも自分はそうしていたいと思っています。
それを信じてお付き合いくださるかたと
信頼関係を結びたいと思っています。