今日はCさん29歳のケースを取り上げてみましょう。
Cさんは真面目なサラリーマン。
お酒は一滴も飲みません。
それには理由がありました。
彼の父親は酒癖が悪く、小さい頃からアルコールが入ると
すぐに殴られたり怒鳴られたりした記憶があります。
お酒なんてこの世からなくなればいいのにと思ってきました。
会社の歓楓会や忘年会でどんなに勧められてもまったく飲みません。
でも人生は皮肉なものですね。
1年前、彼は交通事故を起こしました。
相手は1か月の重傷・・・ショックでした。
そしてまるでそのできごとを思い出すのを避けるように
飲めないお酒を飲み始めたのです。
結果、遅刻や無断欠勤が多くなり会社をくびになります。
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(カウンセラーの脳みそおばちゃんの声)
人間ってね、親の後ろ姿を見て育つの~
いくら理性で「~をしない!」と決めても、
身体に刷り込まれたものはそう簡単に消せません・・・
お父さんがつらいことがあるとお酒に逃げているのを見て
Cさんもまた、人生でつらいことがあると
そこに逃げ込めばよいのだと学んでしまいました。
大事なのは意識すること。
そういう親から影響を受けた自分がいるということ。
そして少しずつお酒へのイメージを変えていくこと。
お酒を飲むのは、現実逃避ではなく
責任を果たしていれば飲んでも良いと自分に許すこと。
などなど、カウンセリングを通して自己回復していくことになります^^
~教訓~
再決断により親からの鎖は断ち切れる!