大好きな美容師♪有馬さんは
いつも笑顔で
私の”伸ばしたい願望”を却下します・・・笑
背が低いので長い髪はバランスが良くないのです。さすがプロ♪
それでね、今日はパーマの合間にパンチパーマの話になり・・・
その後パリで黒人のかたの髪の毛をカットした際
とてもやわらかだったという話になり・・・
とうとう大仏さまの螺髪へと話がいきました。
螺髪の「螺」というのは、まきがいのことです。
大仏さまの髪ってひとつひとつが右巻きになっているのですって。
知恵を表していて、その数は大仏さまによってちがいます。
東大寺が492、飛鳥が700、鎌倉の大仏さまは656です。
意外とそれぞれのお寺で数を競っていたのかもしれません。
さらに中国の辮髪についても教えてもらいました^^
ほら、昔の中国では頭の一部を残してほかは剃っていますよね。
後ろは三つ編みにして下に垂らしています・・・あれは辮髪と言って、
兜をかぶったときに蒸れるのを防ぐために剃るのです。
でも儒教では身体を傷つけることはタブーなので、
漢族はそれに反抗したそうです。
清朝は彼らを死刑にするなどの強硬手段に出ます。
たった髪型くらいのことで・・と思いますが、
当時は風習に従うことが大事だったのでしょうね・・・
ヨーロッパなども兜をかぶらせて、
その下から出た分をカットしたとのこと。
ヘアファッションの始まりは戦争なの?と不思議に思いました。
と、遠い国の歴史に思いを馳せていると
「終わりましたよ~」と有馬さんの声。
あら・・・
かなり短くなりました♪