今日は
運命を作り出しているのは自分では?
というお話です。
ある税理士の先生が亡くなりました。
得意先を引き受けたのはAさんと後輩のBさん。
これをきっかけにお二人とも独立をしました。
BさんはA先輩に負けたくないと闘争心をあらわにします。
今までの恩も忘れフェイスブックはブロック、
Aさんが自分の友達に関わるのを防ごうとしました。
またこっそりと、お世話になった税理士の
オフィスにあった名刺を持ち出しました。
さらに参考資料ととしてまとめてあった税務知識の資料を使って
故先生と同じような相続セミナーを始めるのです。
一方、Aさんはいただいた顧問先を丁寧に回りました。
故先生の想い出話をしながら関係を深めていきます。
毎月の命日にはお墓参りをし、行けない場合でも
自宅の仏壇に手を合わせて亡き先生を偲びます。
顧問先からのお願いで相続セミナーをすることになりました。
情報は新しいことが大事!という言いつけを守り、
先生からいただいた資料を見直し、
自分なりに学んだ事例を新たに付け加えます。
1年後・・3年後・・・10年後・・・
このお二人の評判や仕事の依頼はどうなったのでしょうか?
皆さんはもうおわかりですね。
もちろんAさんは優秀な街一番の税理士となりました。
Bさんはひとつの顧問先の奥さまと不倫関係に陥り
街を出ていくことになります。
自分が成功するためには他人を踏みにじっても良いのでしょうか・・・
感謝することを忘れてはいませんか・・・
まずはお客さまへのサービス提供を一番に考えたのはどちらですか・・・
同じ条件で独立をしたというのに、結果は大きく違っていきました。
人生は自分の心がけしだいです。
何のためにそれをしたいのか?
信念はどこにあるのか?
そのことがリアルに仕事への姿勢や態度に出るのだと思います。
新しい年が明けました。
背筋を凛と伸ばして前に進みましょう^^