足し算経営から引き算経営への変革期を迎えています。
足し算経営というのは、
種類や量・機能が多くある商品に力を入れること。
一方、引き算経営というのは、
シンプル、本質的なものにしぼり顧客を引きつけることです。
いろいろな意味での断捨離ということですね。
足し算が栄えていた時代は、
宣伝力や販売力が重要視されましたが、
今はいかにお客さまに
魅力を感じてもらえるかという引き算心理が必要です。
なのに・・・・・・・
「念のため」(買っておこう)
「一応」(持っていよう)
「とりあえず」(これを注文した)
この3つを足し算3悪と名づけましたが
これは不安心理からきていて、
人間はなかなか手放すことに積極的ではないのです。
足し算をして何となく人は多いことに安心するからです。
それは行動経済学の創始者ダニエル・カールマンが言ったように、
自分が持っているものを失うことが
人間には耐えがたいからでもあります。
その心理的メカニズムを「損失回避性」と呼びます。
ふとそんな心理を、経営だけではなくて
「生活」に当てはめたら・・・
「結婚」という言葉に置き換えてみたら・・・
と、考えました。
捨てることができないのは、どんな不安を抱えているからですか?
引き算をするとどんな新しい価値観が生まれますか?
知恵をしぼって引き算をしましたか?
そう、
あなたが変われないのは、○○○を捨てられないから。
環境の変化への恐怖や不安があるから・・ではないのですか?
暮れの片づけを少し休憩して
心の整理もいたしましょ^^♪