皆さんは、「頑張って!」って言われたら何を感じますか?
もちろん何かの大会で声援を送られる場合はうれしいでしょう。
でもカウンセリングにおいては・・・
私たちカウンセラーはこの言葉を使わないのです。
どうしてかと言うと、
「(あなたひとりで)頑張って!」という
少し突き放した感じに受けとる人がいるからです。
だから
「(大丈夫!)一緒に考えていきましょうね!」
と言うようにしています。
ちょっと話はそれますが、
以前マンションの一室をカウンセリングルームにしていた時に
クライエントさんが帰られたあと、
すぐに内側の鍵をかけることもいたしませんでした。
あの、カチリという音を背中で聞くと、
「早く帰って」
「もうあなたとの時間は終わり」
と言われているように感じるからです。
それだけカウンセリングの際にはデリケートに注意を払います。
話を戻しますね^^一方でうつ病のかたへの接しかたとして
「頑張らないでいいよ」と声をかけるといいと
書いているものがありますが、
あれもちょっとどうだろう~と私は思うわけです^^
だって・・・人生には頑張らなくてはいけないときがありますから。
なのにそう言われても、
「何がわかるのよ、あなたに!」
「だってやらないとどうするの?誰がかわりにしてくれる?」
と言い返したくなります。
そういう場合はね、
「じゃあ、いつまで頑張ればご褒美がもらえますか?」
と尋ねます。
人間は期限があると、そこまでは何とか頑張ることができます。
でもこの大変さが、
ず~~~っと続くと思うとつらくて仕方ありません。
「では今年いっぱい頑張ればいいのですね?」
「それが終わったら(自分を休めるために)何をしますか?」
なんて問わると、
まあそれまでならやれるかな・・と思いやすいのです。
言葉ってちょっとした使いかたで相手を励ましたり
気づきを起こしたりできるのです。
あ、1月~3月まで6回シリーズでショートセミナーを企画しています^^
詳細はまたアップしますのでお楽しみに~
メルマガはブログと違う内容で書いています♪ぜひ登録を♪